弥生時代中期〜後期 | 根田代遺跡 ねだだい | |
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養老川下流を見渡す独立した台地の上にある、弥生中期後半の環濠集落です。断面V字形の環濠が台地上面のムラの周囲を巡っています。容易に外から人を寄せ付けないような雰囲気です。 環濠は西日本から弥生文化が広がる過程で本州島の各地に作られた遺構で、ムラ同士が緊張関係にある時期に見られる傾向があります。根田代遺跡の環濠は弥生時代中期末で埋まってしまい機能しなくなっていたようです。この地域に平和な時代が訪れたのでしょうか。 『市原市根田代遺跡』市原市教育委員会 2005年 |
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