弥生時代中期
山田大宮遺跡
やまだおおみや
養老川中流域の川沿いの低く平らな地形に立地する遺跡です。見つかったのは、弥生時代中期の方形周溝墓8基で、この発見により、近辺の似た地形の上に人の住んだ場所のある可能性が高まりました。方形周溝墓に人の葬られた部分は残っていませんでしたが、宮ノ台式の土器が出土しています。現在、調査された区域は郵便局になっています。
『山田大宮遺跡』(財)市原市文化財センター1986年