平成24年度 夏休み・子ども体験講座
「ものづくり体験」 |
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| 8月4日(土)・5日(日) の2日間にわたり、夏休み・子ども体験講座(その2) 「ものづくり体験」を実施しました。貝輪かいわ・勾玉まがたま・泥どろめんこ・アンギン編みの4講座を一日で体験してしまおうという欲張り企画です。この企画も今年で6年目を迎え、段々と内容も充実してきました。昨年新調した事業タイトル・講座名を印刷した「のぼり旗」が参加者を出迎えます。 |
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| 受付では、恒例となったセンターオリジナルの「缶バッチ」を配布し、参加者に4つのグループに分かれてもらいました。赤組・泥めんこの図柄のバッチが新たに加わりました。 |
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| ●ボランティアスタッフ:今回は登録15名、2日間で延べ25名の方の協力を得ました。本事業では欠かせない存在になりつつあります。今回は、一般の方のほか、地元の帝京平成大学の5名の学生さんに加わってもらいました。 写真は、事前講習会のようす。 |
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| ●会場のようす:会場は、2階会議室・1階整理室に4会場を設置。このうち2講座は、机・イスなしのオープンスペースで実施します。写真は「貝輪づくり」会場。 |
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| 各会場には、関連する遺物や遺跡などの写真、その講座の解説パネルなどを展示します。 講座の前半では必ず、これらを使った「もの」についての話を子どもたちにして、「ものづ くり」への関心が高まるようにしています。単なる「工作」に終わらせないのが「いちはら流」。展示は、市内の遺跡出土遺物を中心に集めた博物館でもなかなか見られない逸品ばかり。 |
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| 「めんこ」の歴史を語るのに欠かせない、なつかしい昭和40年代の紙のめんこやベーごまも展示しました。 |
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| ブースの一画には、繊維のもとになる「カラムシ」も展示しました。 |
| 1 貝輪づくり |
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| 机やイスを使わないオープンスペースでおこなうやり方も定着してきました。作業がしや すく、ものづくりの雰囲気も出ます。 |
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| 石やシカの角のハンマーを使った貝輪づくりのやり方を教えてもらいます。子どもたちは 真剣な表情で道具の使い方を見ています。 |
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| 貝輪づくりを成功させる第一のポイントは、殻頂と呼ばれる貝殻の上端部を一気に取り除いてしまうこと。練習では、石でたたくポイントに記しをつけ、そこを目がけてたたきます。 |
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| 最初はおっかなびっくり石で貝をたたいていた子どもたちも、慣れてくればこの通り、じょうずに穴をあけられるようになりました。 |
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| 会場では、石やシカの角で貝に穴をあける場所(写真上)と、砥石を使って仕上げる場所(写真下)を区別しています。子どもたちそれぞれの進捗が一目でわかるので、作業は短時間でスムーズにおこなうことができるようになりました。 |
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| 完成!今回は、低学年の子どもたちの参加が多かったので、およそ50分ほどで、ほとんどの子が腕に装着できる貝輪を仕上げることができました。ひもで首から下げるペンダントとしての使い方が気に入った子も多く、金メダルのように誇らしげにしている姿が印象的でした。 |
| 2 勾玉づくり |
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| 全国的にも各種体験講座の中で一番人気の「勾玉づくり」は、市原でも根強い人気。講座では、比較的加工しやすい柔らかい石を使いますが、それでも1時間の制限内にきれいな勾玉に仕上げるのは大変です。とにかく根気よく砥石で削り、磨き続けるしかありません。 |
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| 砥石と紙ヤスリを使って削る・こする・磨くを繰り返します。4講座の中では、一番単調な作業が続く「ものづくり」で、緊張感を維持しにくい低学年の子どもにはとくに大変な講座ですが、それでもスタッフに見守られながらみんな一生懸命作業していました。 |
| 3 泥めんこづくり |
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| 市内の遺跡などがらみつかった「どろめんこ」など土製玩具の展示をみながら、「めんこ遊び」の歴史について勉強します。 |
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| こちらは、市内の遺跡からみつかった逸品の数々。たくさんはありませんが、珍しいものが多く貴重な資料です。 |
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| まずは、作りたい「泥めんこ」を選びます。市内などからみつかった「本物」から作った「型」を使って「型ぬき」したレプリカの泥めんこです。30種類もあるので迷ってしまいます(写真上)。 人気なのは、カエル・たけのこ・タイ・ダルマなど子どもたちにもなじみのモノたち。次に、選んだ番号をメモした紙を見ながら「型」を探します(写真下)。 |
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| 「型」が選び終わったら席につき、いよいよ「泥めんこづくり」のスタート。 |
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| 「型」に粘土をつめこみ、とりはずししやすいように真ん中を盛り上げて「ツマミ」を作ります。 |
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| ツマミを持って「型」からはずすと、顔や姿がくっきり写し出されています。あとは、余分な「ツマミ」部分をヘラで削り取ってしまえば完成です。 |
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| 「こんなにできたよ」。家に帰って自然乾燥させれば泥めんこの完成です。 |
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| もうお馴染みになった泥めんこを使った遊びのコーナー。少し離れた場所にある「的」めがけて泥めんこを投げ入れる「的入れ遊び」。昔おこなわれていた泥めんこ遊びを参考に現代風にアレンジしてみました。単純な点取り遊びですが、みんな夢中で遊んでいました。ゲームの盛り上げ役は大学生のお兄さんたちです。 |
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| 優勝者には「賞品」を授与。毎回たいへん盛り上がりました。 |
| 4 アンギン編み |
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| まずは、パソコンで作った教材をスクリーン上に映し、「あみもの」の歴史について勉強します。今回も、会場に昔の繊維のもととなった「カラムシ」を展示し、植物が糸のもとになっていることを子どもたちに伝えました。 |
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| 次に、ひもを使って「あみかた」を教わります。スタッフに見守られながら、初めてのアンギン編みに挑戦です。 |
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| 低学年の子どもたちには少し難しかったかもしれませんが、みんな一生懸命に「作品」づくりに取り組んでいました。 |
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| 今年は、「上級編」としてカラムシで作った糸を使って本格的なアンギン編みにも挑戦しました。 |
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| ●今年は、市内の63%にあたる29の小学校から子どもたちに参加いただき、2日間で親子などあわせて200名になりました。アンケートでは、ほとんどの方から「また来年も来たい!」との感想をいただきました。来年はさらにバージョンアップを目指します。リピーターも増えています。元気な姿で、一年後またお会いしましょう。 最後に、2日間で8回の長丁場の講座を、支えてくださったボランティアスタッフの方々に、あらためて感謝申し上げます。 |