平成25年度 いちはら埋文(まいぶん)講座
| 第2回 いちはら最古の貝塚と海 −天神台遺跡展の見学と解説2− |
| 6月8日(土)、今年度2回目の埋文講座をおこないました。 今回は、前回に引き続き、開催中の「天神台遺跡特別展」に関連した内容です。テーマは「市原最古の貝塚と海」、今から7,000年前、いちはらで最初に海と関わりをもった人びとの暮らしや当時の海域環境を、貝塚からみつかった遺物などから解き明かそうというものです。 当日は、あいにく中央武道館のイベントと重なったため、朝から駐車場は大混雑し、講座に参加の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。しかし定員を大きく上回る64名の方にお越しいただき、講座・展示見学ともに大盛況でした。中には、ホーム・ページをご覧になり、市外や東京など遠方からお越しになられた方もいらっしゃいました。「いちはら埋文講座」は市内の方々のみならず、徐々に外部にも浸透しはじめたようです。これからも、ホーム・ページ等を使って、新しい情報をどんどん発信していきたいと思っています。 さて、3月2日から開催してきました特別展も残すところ3週間となりました。土日が休館のため、もう平日しかご覧いただける機会はありませんが、ご都合のつく方は、「いちはら最古の貝塚とムラ」の見学にぜひともお出でください。 |
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| 超満員の会場の様子。用意してあった定員50席はすぐに埋まり、急遽座席を追加しました。 |
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| 第1講は、「いちはら最古の貝塚」。数少ない早期貝塚の中でも、とくに規模の大きな天神台遺跡。その貝塚を詳細に分析したデータから、当時の人びとの暮らしや動物との関わり、さらに「貝」からわかる当時の海の様子にせまりました。 |
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| 第2講は、「いちはらの海の変遷」。天神台遺跡に大きなムラができた縄文早期(7,000年前)と前期(6,000年前)の海のようすを、地形・地質調査の分析データから推定しました。現在より気候が温暖化していたことによっておこった「縄文海進」、この頃の海の状況が図上で復元されました。養老川の川筋や海の様子は現在とは大きく異なり、その痕跡が地図や航空写真でも観察できました。その変貌ぶりに、会場の皆さんも驚きを隠せない様子でした。 |
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| 講義終了後は、展示室に移動し特別展の見学をおこないました。「いちはら最古の貝塚と海」について、遺物やパネルを見ながら解説しました。60名を超えるとさすがに展示室も満員状態でしたが、皆さんじっくり時間をかけてと見学され、質問も随所に飛び出しました。 いにしえの海に思いを馳せるひとときになったようです。 |