平成25年度 いちはら埋文(まいぶん)講座

第7回 埴輪のひみつ
埼玉から市原に運ばれてきた埴輪について考える

 12月14日(土)、埋文講座第7回を開催しました。参加者は68名で、リピーターの方のほか、はじめてご参加いただいた方もいました。基本的に内容は各回で完結していますので、気になる回だけでも気軽にお越し下さい。
H25第7回会場
「埴輪のひみつ」と題した今回、山倉1号墳の埴輪を材料に、分析方法や仮説についてお話ししました。埼玉県鴻巣市の生出塚遺跡の窯跡資料とことごとく一致する山倉1号墳出土埴輪の特徴が意味することとは何か。群馬県にルーツのある埴輪と古墳のデザインがどのようにして市原に伝わったか、など。
H25ミニ展示5
H25ミニ展示5ハケメ工具復元
 ミニ展示コーナーには、分析の鍵である「ハケメ工具」の復元品が登場。櫛描文の埴輪も展示中です。
H25第7回会場展示
 会場には本物の埴輪片を置き、実際に触ってハケメを見ていただきました。
 今回は、地味な円筒埴輪に残された技法やハケメという微細な事実から、埴輪の生産体制や古墳の被葬者同士の関係といった、視野を広げた仮説に向かえることをお伝えできたと思います。考古学の醍醐味を少しでも感じていただけたのであれば幸いです。次回もぜひご参加下さい。
上総国分尼寺跡 上総国分尼寺跡 南中台遺跡 荒久遺跡 祇園原貝塚 南田瓦窯跡群 神門墳丘墓群 上総国分僧寺跡 上総国分僧寺跡 荒久遺跡 南中台遺跡