いちはら埋文講座 第5回
「いちはらの貝塚 −貝塚整理作業体験−」を開催しました
| 平成22年11月13日(土)に第5回 いちはら埋文講座を開催し、20名の皆さんにご参加いただきました。 今回のテーマは「貝塚整理作業体験」。私たちにとっても初の試みでした。 講座に用いた資料は「西広貝塚」から採取された貝層サンプルです。 貝塚のなかみを調べるとどんなことがわかるのか。市内に暮らした縄文時代の人たちの食生活の一端を解き明かしてみました。 |
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会場には、「西広貝塚」で行った整理作業の方法をパネルで紹介したほか、貝や魚骨、獣骨などの標本資料を多数展示しました。 |
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貝塚の整理では、貝塚の持つ豊富な情報を見逃さないように、フルイを使って水洗選別する方法が一般的になっています。 この方法により、発掘中に見落としてしまった石器や小動物の骨などが、多数発見されるようになりました。 |
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西広貝塚から見つかった貝類を展示してみました。 食材となった貝や道具の材料となった貝。縄文時代の人たちは、実にさまざまな貝を利用していることがわかります。 |
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貝塚から出土した骨の種類を調べるには、骨格標本は必需品です。 釣ってきた魚や車にひかれたタヌキ、駆除されたシカ、イノシシなどを集め、煮たり埋めたりして標本にします。 |
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会場は、いつもの座学中心の講座とはかなり違った雰囲気です。 幼稚園年長さんから70代まで、さまざまな年代の皆さんに参加していただきました。 |
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講座では、10ミリメッシュのフルイに残った貝殻を用いました。 縄文時代の人たちが残した貝殻を前に、皆さん興味津々な様子。いったいどんな貝を食べていたのでしょう。 |
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貝塚の整理作業は、徹底的に分類することからはじまります。 「これはハマグリだろ。こっちはアサリかな?」 破片になった貝殻の種類を特定するのに、皆さん苦労している様子です。 |
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グループごとに協力して、皆さん一生懸命です。 二枚貝もきちんと左右に分けていますね。 作業もあと一息です。 |
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いよいよ集計作業です。 参加者の皆さんの苦労の結果が、ようやくまとまってきました。 |
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集計結果をグラフにまとめてみました。 イボキサゴという小さな巻貝とハマグリの2種類が圧倒的に多いという結果に、皆さん驚きの様子。 現在の潮干狩りのイメージとはかなり異なります。 |
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同じ時期につくられた貝層でも、場所が違うと内容が微妙に違うことがわかりました。 今回は貝の分類だけで終了の時刻となってしまいました。骨の分類は、また別の機会に行いたいと思いますので、どうぞお楽しみに。 |