貝輪づくり体験 in 種子島

 7月24日(土)、鹿児島県にある大隅諸島・種子島にて「貝輪づくり教室」の事業支援をおこなってきました。
 種子島の南東には「広田遺跡」と呼ばれる国指定史跡があります。
 この遺跡は、目の前が海というロケーションにつくられた弥生時代の終わりから古墳時代までの墓地遺跡で、170体を超える埋葬人骨とともに、4万7千点におよぶ貝製の装身具がみつかっています。
 このうち、腕にはめられたまま見つかったゴホウラ・オオツタノハを使った貝輪は400点ほどもあり、この遺跡を象徴するものの一つとなっています。
 南種子町教育委員会では、貝輪の魅力や種子島の歴史の一部を感じてもらうことを目的に、町民対象の貝輪づくり体験講座をおこないました。
 西と東、弥生と縄文。地域や文化は違いますが、「貝輪」というキーワードをもとに、「ベンケイガイ」の貝輪づくりを種子島の方々に伝えてきました。

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参考文献
鹿児島県南種子町教育委員会 2007 「広田遺跡−平成16年度〜平成18年度町内遺跡等発掘調査事業」
南種子町で貝輪づくり
 まずは、貝輪づくりに入る前に、「貝輪」とは何か、種子島の貝輪の特徴などについて、パワーポイントやパネルを使って説明しました。
貝輪の展示
 会場には、種子島の遺跡から見つかった貝輪や、現在の貝で作った貝輪復元品を展示し、これらを見たり触ったりしながら、「本物」を実感してもらいました。
南種子町の貝輪づくり
 南種子町郷土館の外に設置した特設会場に移り、いよいよ「ベンケイガイの貝輪づくり」のはじまりです。
 日よけのテントがあるので暑さ対策も万全です。
南種子町貝輪づくり
 この日参加してくれたのは、小学生を中心とした親子30名ほど。
 作り方の説明のあと、兄弟・友達・親子とグループに別れ、早速貝輪づくりに挑戦です。
南種子町貝輪づくり
 最初は何度か失敗しましたが、石やシカの角の使い方もわかるようになり、最後には全員がベンケイガイの貝輪を完成できました。
 貝輪の魅力を実感し、「広田人」がどうして貝の腕輪を日常的にはめていたのかも、何となくわかるようになったかな?
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