宝篋印塔(ほうきょういんとう)
出土地:上細工田遺跡(かみせえくだ)
遺跡所在地:能満(のうまん)
遺構:
時代:14世紀前葉
解説:「宝篋印塔」という供養塔の笠の部分で、伊豆石と呼ばれる安山岩で造られた中型塔と小型塔です。溝の覆土上面にいっしょに投棄されていました。
中型塔は南北朝期の製品ですが、小型塔が戦国期なので、投棄されたのはそれ以降ということになります。前者はタガネ状工具で故意に破壊されていますので、この塔に込められた供養対象の否定行為だった可能性があります。