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磚(せん) | ||
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出土地:上総国分尼寺(かずさこくぶんにじ) 遺跡所在地:山田橋(やまだばし) 時代:奈良・平安時代 解説:粘土を焼いて方形または長方形の板にしたものを磚と言います。一辺約30cmで、厚さは10cm前後といったところです。表面が平らで現代のタイルあるいは煉瓦のようなものと考えてよいでしょう。古代では、床に敷いたり、基壇の外装に積み上げたりしたようです。 中国の周の時代に始まり、漢代には表面に文字や文様を陽刻したものが普及したようですが、日本では文様のある磚の出土例は少ないとされています。上総国分寺周辺からも磚は出土していますが、数は少なく、いままでのところ文様のあるものは見つかっていません。 |
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