遺跡ファイル

古墳時代 牛久古墳群 うしくこふんぐん
 養老川中流域に面した河岸段丘上にあります。古くからの学校敷地にあるため、かなり破壊が進んでいましたが、1968年から72年にかけて、東京教育大学の指導により、円墳1基(牛久I号墳)、方墳2基(牛久II・III号墳)の発掘調査が実施されました。
 牛久I号墳は径約13m、高さ約3mで、墳頂部に二重口縁壺が3個置かれていました。この下から鉄製槍先と銅鏃1点が出土しています。I・II号墳は、出土遺物から3〜4世紀の前期古墳であることがわかりました。
 III号墳は二重周溝の方墳で、南側に開口する横穴式石室を持ちますので、7世紀中葉以降の終末期古墳と考えられます。
『千葉県の歴史』資料編 考古2 (財)千葉県史料研究財団編 2003年