遺跡ファイル

弥生時代後期〜終末期 唐崎台遺跡 からさきだい
唐崎台遺跡と市原小学校
 唐崎台遺跡は市原台地の中心近くにある谷を見おろす台地上に立地します。調査区では弥生時代後期の竪穴住居跡が68棟検出されており、位置を変えながら弥生時代終末期まで継続したムラだったと考えられています。弥生時代後期のムラは、弥生時代中期に比べて非常に多く発見されていますので、この時期に地域的な生活範囲の拡大が起きたのかもしれません。
『唐崎台遺跡』市原市教育委員会1981年