平成26年度 いちはら埋文(まいぶん)講座

第6回 墓制からみるいちはら

−諏訪台古墳群−


 平成26年11月8日(土)に、今年度第6回目の「いちはら埋文講座」を開催しました。
 今回は区画整理で発掘調査を行った諏訪台古墳群・天神台遺跡について、今年度末に報告書が刊行となる整理終盤の状況をふまえての発表となりました。
 13回に及ぶ発掘調査の終了から、既に27年が経過し、盤龍鏡の出土を契機に、メディアに大きくとりあげられたことを知る方は会場にはいらっしゃらない様子でした。しかし、弥生時代から平安時代初期までに築かれた300を超える墳墓の情報量は多く、一級の遺跡であることには変わりません。情報発信の責任を強く感じた一日でした。

当日の様子
会場の様子
 朝から夕方のような曇天でしたが、定員を超える56名の参加がありました。
ミニ展示

 ミニ展示は、弥生中期後半(宮ノ台期)の方形周溝墓周溝内から出土した土器棺と、奈良・平安時代の須恵器短頸壺と土師器杯がセットの蔵骨器です。  【ミニ展示の資料はこちら(PDF:370KB)】

会場の様子2
 伝わりづらい内容は板書で補足しました。

 諏訪台古墳群・天神台遺跡では、報告書刊行後の平成27年度末に遺跡発表会を計画しています。国分寺台地区最大の墓域の詳細がようやく公表されることになります。詳細は決まり次第お伝えしますが、ご期待ください。
 発表終了後は、2月実施予定の第9回埋文講座「国分寺台の遺跡を歩く」についてもアナウンスしました。年間テーマとした国分寺台地区の遺跡を体感する野外学習です。こちらもふるってご参加ください。

 次回の埋文講座のテーマは、「鎮護国家の大伽藍 −上総国分僧寺−」。創建から、発展、荒廃、復興の変遷を詳細に提示している上総国分僧寺跡について、報告書執筆者の櫻井敦史が講師をつとめ、平成26年12月13日(土)に開催します。お楽しみに。

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