平成27年度 いちはら埋文(まいぶん)講座


第6回 
邪馬台国時代の祭殿

−市原市中台遺跡と各地の関連遺跡−

    

 11月21日(土)、第6回目の埋文講座を開催し、69名の方にご参加いただきました。

 「独立棟持柱(どくりつむなもちばしら)建物」は掘立柱建物の一種ですが、検出例が少なく、構造が神社建築(神明造)と共通することから、祭殿などの特殊な建物と考えられています。また、弥生時代後期後半以降、溝や塀で区画される事例が増加することから、祭りの形態が首長を中心としたものに変化した可能性があります。
 「中台(なかで)遺跡」から見つかった独立棟持柱建物は、邪馬台国時代にあたる弥生時代終末期のものですが、この時期の分布の中心は近畿圏にあります。いわゆる「纏向型(まきむくがた)」を呈する神門古墳群とともに、近畿圏との強いつながりがうかがわれます。

 

会場の様子

会場の様子

展示の様子
展示の様子


 次のテーマは「邪馬台国時代と古墳のはじまり −神門古墳群出現の背景を探る−」です。平成28年3月5日の遺跡発表会で特別講演としてお話しいただく寺澤薫先生と赤塚次郎先生の、古墳のはじまりとその背景に関する学説を、市原の事例に照らしながら予習したいと思います。
 
 開催は12月19日(土)です。ぜひお越しください。

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