貝輪づくり・勾玉づくり
今年から夏休み期間の週末に小学生向けの体験講座を開いています。第一弾は、貝輪づくりと勾玉づくり。それぞれ2日間、午前・午後の計4回行い、のべ238人(参加者154人・保護者84人)にご参加いただきました。
来年はさらに他の講座も追加できたらと考えております。ご期待ください。
8月4日(土)・11(土)、市内の小学生を対象にした夏休み体験講座・貝輪づくりをおこないました。会場はセンター2階会議室、午前・午後合わせておよそ50名が参加、お母さんやお父さんの飛び入り参加もありました。出来上がった貝輪が腕にはまると、みんな歓声をあげていました。
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まずはパソコンを使って貝輪の説明を聞きます。
「ふーん、貝輪って貝のブレスレットのことなんだあ」
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今度は、市内の貝塚からみつかった貝輪と現在の貝で複製した貝輪を見せてもらいます。「昔の貝はどれも白くなってすぐ壊れそうだけど、今の貝は色もきれいで丈夫そうだね。とくに、ベンケイガイは大きさもかたちも腕輪にするのにぴったりだ」
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気に入った貝輪を着けさせてもらいました。
「このマツバガイの貝輪、とてもきれい!」
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貝輪の作り方も教わりました。いよいよベンケイガイで貝輪をつくります。みんな一斉に作業開始!
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まずは、石のハンマーを使って、貝殻の内側から小さな穴をあけます。この作業が一番のポイント。
 「慎重に!」見守るお母さんも緊張ぎみ。
06 真ん中より少しちょうつがい寄りをたたくとうまくいきます。
 「この辺かなあ?」
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「やったあ、第一工程成功!穴がうまくあいたよ」
 今度は、外側からシカの角を使って穴を広げます。
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たたく場所を教わります。広げたい部分を集中的にじっくりたたくのがコツです。
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みんなで一斉にシカの角を使って貝をたたきます。
「シカの角って思ったより硬くて重いんだなあ。でも、これでたたくとだんだんと貝の穴が広がるぞ」
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「もうこれ以上は広がらないかなあ。でももう少し・・・」
あまりたたき過ぎると途中で割れてしまいます。見守るお母さんも心配そう。
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シカの角の使い方のコツがわかった子は、一人で幾つも作っていました。
 「これで3つ目だよ。お母さんと妹にもあげるんだ。」
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仕上げは、と石を使って穴の周囲や貝殻の表面を磨きます。腕にはめる時痛くないように、手で感触を確かめながら磨いていきます。
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「えいっ。ちょっと窮屈だったけど、腕にはまったよ。これで完成。」
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完成したベンケイガイの貝輪を腕にはめて、はいポーズ。みんな満足そうでした。
2日間、延べ50人、全員成功でした。
8月5日(土)・18(土)には、勾玉づくりの体験講座を開きました。センター整理作業室を会場に、午前・午後合わせて110人が体験しました。当日来られなくなったお子さんの代打で参加されたお父さんもいらっしゃいました。ちなみに参加費用は石材・ヒモ・紙ヤスリの材料費で一人170円でした。
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まずは勾玉の解説と作り方のお話。
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材料は青田石という軟らかめの石。
「好きなのを選んでください」
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江子田金環塚古墳で見つかった本物の勾玉を観察中。
「勾玉にもいろいろあるんだね」
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今回の材料と道具。
左から、紙ヤスリ・キリ・砥石・テンバコ、テンバコの中に材料のヒモ・型紙・青田石です。
キリはチャレンジしてみたい人だけ使いました。

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それでは作業開始。
まず、型紙をあてて石材に形を写します。
「穴の位置に注意!」

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テンバコに水を張り砥石で削っていきます。
まずは平らな勾玉形(右から2番目)を目指します。
「けずると白い粉が出てくるんだね」
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平らな勾玉ができたら、角を落とします。砥石の溝をうまく使いましょう。ななめにあてるのがコツ。
根気よくけずります。
「おなかのくぼみがむずかしいな」
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砥石でととのえて好みの形にできたらいよいよ仕上げです。
紙ヤスリで表面がつるつるになるまでみがきます。
「指がふやけてきちゃった」
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勾玉をみがきあげたら、好きなヒモを選びましょう。
「何色が合うかな」

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穴をキリでひろげ、ヒモを通して出来上がり。
「よくできました」
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完成!
みがけばみがくほどピカピカに。

石材のクセのせいで割れてしまった人もいたけど、ほとんどは成功でした。
作業時間はほぼ2時間半、参加者のみなさんおつかれさまでした。