夏休み・子ども体験講座 その1
「縄文の貝アクセサリーづくり」を実施しました。

平成23年7月30日(土)

 今年も恒例の「縄文の貝アクセサリーづくり」を開催しました。
 この企画は、南房総鴨川の海岸にバスで出かけ、市内西広貝塚など縄文時代の貝塚からたくさんみつかっている貝でできたアクセサリーを参考に、素材貝の採集から製作までを一気に体験してしまおうというものです。
 この事業も今年で10回目をむかえ、募集35名に対し応募110名と、センターでは最も人気のある講座になりました。
 競争率3倍の激戦のなか、小学生17名・保護者14名・幼児2名の総勢33名(4名欠席)でバスに乗り、一路鴨川の浜荻海岸を目指しました。
西広貝塚出土の貝輪  西広貝塚からみつかった様々な貝アクセサリー(3,500年ほど前)
現生貝で復元した縄文貝アクセサリー  現在の貝で作った縄文のアクセサリー。
 今回作るのは、ベンケイガイの貝輪(上)、タカラガイのペンダント(左右)、アマオブネガイのビーズブレスレット(下)。
貝出土品を観察する  海まではおよそ2時間の道のり。
 車中では、西広貝塚出土の貝アクセサリーや写真パネルなどをみながら、遠い昔の人たちの生活に思いをはせます。
 初めて間近に見る3千5百年も前の貝アクセサリーに興味津々の参加者。
貝輪を観察する親子  バスの通路を使って、ワゴンに入れた貝の標本などを見ます。
 色やかたち・名前など、海岸に着いてから拾う貝の特徴を頭に入れます。
 現在の貝で復元した縄文の貝アクセサリーをみる親子。
「こんなのが作れるの?」
期待は高まります。
 この日の南房総は、時折豪雨のみまうあいにくの天気。
 しかし、奇跡的に海につくころには雨はやみました。
 曇りがちの天気は夏の貝拾いには絶好のコンディションです。
貝ひろい  打ちあがっている場所と貝の種類の説明のあと、一斉に貝拾い開始。
 お目当ての貝をさがします。
打ち上がったベンケイガイ  この日は、台風6号後、前日まで続いた高い波もおさまり、この影響で打ち
あがった状態のよいベンケイガイがたくさんみつかりました。

貝をひろう  岩場近くでは、タカラガイなど小さな巻貝もたくさん集積しています。
 いろいろな貝が混ざっていて、最初はなかなかお目当ての貝がみつけられませんでしたが、やがて袋は貝でいっぱいに。
貝をひろう親子  こちらのお母さんとお子さんは、砂を掘ると貝がたくさん出てくることに気づき、もくもくと作業していました。
 袋の中は、掘り出した貝でいっぱいです。
 この探し方、10年つづくツアーでも初めてで、職員も驚きました。
休憩場所  もうすっかりおなじみになった休憩用のテント。
 今回は雨よけにもなりました。
 今年から新調した「のぼり」がはためきます。
貝輪づくり会場  午後からは、鴨川市文化財センターの学習室をお借りして、貝アクセサリーづくりをおこないます。
貝輪の説明  これから作る「縄文の貝アクセサリー」の種類と作り方をパネルなどを使って説明します。
貝輪づくり実演  今回もこの講座のOB八幡東中2年生の猪本太くんに協力してもらい、貝輪づくりのデモンストレーションをおこないました。
 お兄さんの実演に見入る子どもたち。
貝輪づくり開始  いよいよ貝アクセサリーづくりの開始です。
 配られた資料も参考にします。
 この資料も最初の製作から10年。
 来年は内容を一新、コンパクトな冊子に生まれ変わります。
貝輪製作過程  兄弟・友だち・親子で仲良く貝輪づくりをします。
 初めて使う石・鹿の角など縄文時代と同じ道具の使い方に、最初はとまどっていましたが、すぐに慣れて上手に使えるようになりました。
貝輪製作過程
記念撮影
 約2時間の作業で、ほとんどの人が縄文の貝アクセサリーを完成しました。
 それらを身につけ記念撮影。
貝輪をはめた少年  3種類の縄文の貝アクセサリーを身につけ家路へ。
 夏休みの思い出になるお土産ができましたね。
 やっぱり「自分で拾ったもので作る」とういのは最高ですね。
貝輪づくりについて くわしくはこちら