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「金寺」銘墨書土器(こんじめいぼくしょどき) | ||
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出土地:上総国分僧寺跡(かずさこくぶんそうじ) 遺跡所在地:国分寺台地区・惣社(そうじゃ) 時代:奈良・平安時代 解説:僧寺は「金光明四天王護国之寺」(こんこうみょうしてんのうごこくのてら)と名付けられ、「金光明寺」(こんこうみょうじ)と略称されました。墨書銘の「金寺」は、それをさらに省略したものです。 文字は須恵器杯の底部に、墨と筆で書かれています。文字の周囲に見えるスジ状の黒いシミは墨書ではなく、窯で杯を焼いたときに挟み込んだ藁の跡が残ったもの(火襷ひだすき)です。 |
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