「法花寺」銘墨書土器(ほっけじめいぼくしょどき)
出土地:
上総国分尼寺跡(かずさこくぶんにじ)
遺跡所在地:国分寺台地区・山田橋(やまだばし)
時代:奈良・平安時代
解説:僧寺の
「金光明四天王護国之寺」(金光明寺)
に対し、尼寺は「法華滅罪之寺」と名付けられ、「法華寺」と略称されました。この名は、女性の罪を消しさると説く『法華経』にちなみます。土師器杯の底部に墨と筆で書かれています。