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鉄製刀剣・ヤリガンナ(てつせいとうけん・やりがんな) | ||
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出土地:辺田1号墳(へた1ごうふん) 遺跡所在地:国分寺台・根田(こくぶんじだい・ねだ) 時代:古墳時代前期 解説:辺田1号墳の埋葬施設から出土した副葬品には、小型の青銅鏡、鉄製の武器である剣・刀・槍・鏃と、鉄製工具のヤリガンナ(写真左上の一番小さいもの)があります。全長83.4cmの長大な素環頭大刀は、被葬者の威厳を高める、自慢の持ち物だったのかもしれません。 鉄刀は、弥生時代の終わり頃には、福井県など日本海側での出土が目立ちます。辺田1号墳の鉄刀も、同じ頃にその近辺からもたらされ、大事にされた後、副葬されたものだったのでしょう。 |
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