弥生時代中期〜後期
菊間深道遺跡
きくまふかみち
菊間東関山古墳
の南東部で発掘調査された遺跡です。部分的な調査で全体の様子は分かりませんが、弥生時代の竪穴住居跡と、ムラを囲む
環濠
と見られる断面V字形の溝が検出されています。
付近には
菊間遺跡
、谷を挟んで西側には
菊間手永遺跡
があり、弥生時代中期以降の居住地として周辺地区が盛んに利用されていたことがわかります。
『平成5年度市原市内遺跡発掘調査報告』市原市教育委員会1994