弥生時代中期 | 祇園原貝塚上層 ぎおんばらかいづかじょうそう | |
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祇園原貝塚は縄文時代後期の貝塚として有名ですが、その上層遺構には、弥生時代中期の集落が見つかっています。竪穴住居跡の他に、環濠の一部と見られる幅2m深さ1.5mの断面V字形の溝が検出されています。付近には根田代遺跡や台遺跡などの弥生時代の環濠集落が発見されていますが、祇園原貝塚の環濠集落はやや奥まった位置にあり、台地際にあるそれらとは生活環境がすこし異なっていた可能性を示している点で興味深い事例となっています。 『市原市文化財センター年報平成3年度』(財)市原市文化財センター1995年 |
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